ボダナート 世界遺産

2011年4月にネパールを訪れた。

それまでの数年間に色々あって旅行どころではなかったので、久しぶりに日常から離れてエキゾチックな体験ができることに内心ホッとしていた。

やはり時々は日々の生活から離れて旅をしたいものだ。

ネパールはいつかは訪れたいと思ってもなかなか機会がなく、行けていなかった場所だった。

カトマンズはヒマラヤへアタックする登山家が逗留したり、外国人が長期にわたって「沈殿」しているのでも有名な場所だ。

2015年の大地震で倒壊してしまったり破損した建築物も多く、2011年当時に写真にとっていた趣は現在では変わってしまっている。

当時暮らしていた香港からカトマンズへの直行便はなく、バングラデシュのダッカ経由でカトマンズ入りした。

飛行機から降りることはなかったが、ダッカの空港から新たに乗ってくる人たちが結構沢山いた。

この時に初めて知ったのだけど、時差は15分単位で発生するのだ。

通常時差の計算をするときに、〇時間と時間だけの差で〇分という単位はないと思っていた。

だけどネパールに行ったときに15分単位で時差が生じたのだ。

今はどうか知らないが、当時のカトマンズの空港は木造建築だった。

近代的な空港ばかりに慣れていたので、すごく驚いた記憶がある。

到着したのが真夜中だったが、事前に手配しておいたお陰でホテルの人が迎えに来てくれていた。

こういう場所へ夜着くときには事前に車を手配しておくに越したことはない。

車に乗ってホテルへ向かう道すがら、運転手からネパールでは何をする予定なのかと聞かれた。

「とにかくボダナートへ行かなくちゃ」

と答えた。

連れあいがチベット仏教徒だし、ボダナートはとにかく今回の旅の一番最初に行きたいと思っていた場所だ。

ボダナートのストゥーパ(チベット仏教の仏塔)はネパールでは最大で世界遺産登録されている。

夜遅くホテルへ着いてみると、小ぎれいで近代的な建物だった

丁寧なコンシェルジュがいて好感が持てた。

ネパールやインドは停電が多いが、このホテルには自家発電機があるので大丈夫とのことだった。

この日は移動の疲れから早速休み、次の日の朝、ボダナートへ向かった。


ホテルからボダナートまでタクシーで結構かかった。

ボダナート付近の駐車場へ車を止めて、ここから先は歩いて行けという運転手。

車は入れない。

歩を進めていると、前方にストゥーパが見え始めた。

やっぱり間近で見ると相当迫力がある。

白亜のストゥーパが青空にそびえるコントラストがたまらない。

写真では伝わるかどうか、実際には太陽の光が建物に照り返して目が痛くなるほどだ。

眩しい。

ストゥーパの外回りには、マニ車がぐるりと設置されていた。

マニ車とはマントラを刻み込んだ仏具のことだ。

マントラは通常108回唱えるが、唱える代わりにマニ車を108回回すのだ。

巨大マニ車もあった。

この場所で、一日中托鉢しているお坊さんいらっしゃった。

仏教での托鉢は行の一環だ。

この場所で相当暑かったはず。

連れ合いがお布施していた。

ボダナートの回りにはぐるりお土産物屋さんあった。

半日くらいはとってじっくり見ても楽しいと思う。

私はここで服を買ってネパール滞在中はずっとそれを着ていた。

旅の服は現地調達するのが基本よろしいと思う。

そうすると、あまり観光客っぽくなくなる気がするので、私はいつもそうしている。

ネパールを訪れるのならボダナートは外せない場所だろう。

このスケール感は実際に経験してみないとわからないことだと思った。

この次に行くときは、もう少し性能のよいカメラを持っていきたいと思っている。

一眼レフの出番。

ロヴィナ ドルフィンウォッチング

カトマンズ タメル地区

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プロフィール

 

1973年生まれ。

 

1993年から今までで19か国(一部地域)を訪れ、5か国での生活を経験しました。

 

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