タナロット寺院 バリ島 世界遺産

2018年4月~6月の間インドネシアはバリ島に滞在した。

5月のある日、サンセットで有名な世界遺産タナロット寺院へ出かけることとなった。

現地で仲良くしてくれていたガイド氏がデンパサールのアパートまで迎えに来てくれて、二人で向かった。

予定よりも一時間早く出発したいというガイド氏。

途中にもう一つ見どころがあるからそこへ寄りたいという。

それがタマン・アユン寺院だった。

タマン・アユン寺院

タナロット寺院は海に浮かぶ寺院として超有名。

バリ島へ行ったら行かなくちゃ、という方も多いと思う。

目玉は海に沈むサンセットとそこに浮かび上がる寺院ということで、期待に胸膨らませて、いざ、出発。


タナロットへ向かう道すがら撮った写真。

バリ島にはこういうものが街中にあったりする。

ヒンドゥーの神様であることが多い。

タナロットへ着くと、まだまだ陽は高かった。

サンセットは6時くらいだということだから、それまで敷地内を見て歩くことに。

浜辺にこんな落書きをして遊んでいる人たちがいた。

なんか青春って感じ。

A と R って何だろう。

下の写真は、光の加減でいい具合のシルエットに撮れた一枚。

遊泳には向かない海だけど、こんな風に遊ぶのもいいかもしれない。

そして、これが海に浮かぶ寺院。

潮の満ち引きの関係で、時間帯によっては道が無くなってしまう。

だから海に浮かぶ寺院と呼ばれる。

私が行ったときは寺院まで歩いて渡れる時だった。

ちなみに、タナロットの敷地はかなり広い。

ここを歩き回るだけで相当体力を消耗する。

寺院を見下ろす断崖の上に、座ってサンセットを楽しむことが出来るバーやワルン(食堂)がいくつも並んでいた。

私は来た道を戻って崖の上まで登ってみることにした。

この行程は結構な難行だった。

運動が嫌いで体力がないのだから、急な階段を登らなければならないのがシンドイのだ。

20代の頃の趣味が登山だったなんて、信じられないくらいの豹変ぶりだ。

だけど、登り切ってみると見晴らしは良かった。

沢山の店が外にテーブルを並べていた。

そのうちの一つに入って絶壁の上の席を陣取り、ココナッツを飲みながらサンセットを待つことにした。

腕時計を確認すると、あと一時間以上もあった。

特にすることもないので、スマホをいじって香港にいる友人のカルヴィンとお喋りをしていた。

「で?君はそこであと一時間、サンセットを待つの?」

と聞いてくるカルヴィン。

私:「うん。だって、それより他仕方がないもの」

その通りなのだった。

そこで、少し早いがここで夕食をとることにした。

バリ料理の中では、野菜を沢山使ったチャプチャイと呼ばれる料理がお気に入りだった。

そこでチャプチャイとライスを頼んで、海を眺めながら食事をした。

こんな景色を眺めながら屋外の食堂で食事をするって、なかなか乙なものだ。

っていうか・・・それがこの場所の売りなんじゃないの?と、今頃(2019年1月)気づく私。

間をもたせるために、できるだけゆっくりと食事をしたけれども、それでも結構早く食べ終わってしまい、サンセットまでにはまだまだ間があった。

私は相変わらず香港にいるカルヴィンに実況生中継をしながら、サンセットを待った。

ところがこの日、待てど暮らせどサンセットはなかった。

もう少し正確に言うと、陽は確かに沈んだのだが、夕焼けがまったくなかったのだ。

夕焼けとは毎日出現する現象ではなかったのだ。

その日の天候や大気の様子、気温、様々な要因が重なって、見られる日とそうでない日とある。

ペナン島のモンキーアイランドのように、猿がいると言われていても、毎日猿に会えるわけではないのと同様だ。

だから、やはりすべては一期一会。

今日見た夕焼けを、また明日も見られるとは限らない。

中には、旅はまた行けばいいんだよ、という人もいるけれど、私はそうは思わない。

これだけ色々と旅をして来たけれども、何度同じ場所へ行ったとしても、「まったく同じ経験」などは一つもないのだから。

今ある建築物が5年後も同じ形で残っているとは限らない。

地震もあれば災害もある。

だから、やはりすべての経験は掛け替えのないもの。


駐車場へ戻ると、ガイド氏が肩をすくめていた。

「No sunset! 夕焼けなかったね!」

そう、夕焼けはなかった。

それが今回の私の経験。

私たち二人はそうしてデンパサールのアパートへ帰路に着いたのだった。


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タマン・アユン寺院 バリ島 世界遺産

施設の女性たち グルヴァユール ケララ州

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プロフィール

 

1973年生まれ。

 

1993年から今までで19か国(一部地域)を訪れ、5か国での生活を経験しました。

 

当サイトはそれぞれの場所の思い出を綴った紀行文サイトです。

 

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