20年ぶりにオランダに到着

1999年8月から2000年5月まで、私はオランダに住んでいた。

イスラエルで出会ったオランダ人のパートナーと一緒に暮らすため。

当時イスラエルで出会った沢山のオランダ人の友人とは、今でも繋がっている。

そのうちの一人サリーの家に、2019年8月に3週間滞在することとなった。

サリー達一家は8月9日から3週間の休暇へ出かける。

その間、留守を預かって猫2匹の世話をしてくれる人を探していたのがきっかけ。

毎年恒例のことだけど、今年は何か促されるものを感じ、私が日本から行くことにした。

それを決めたのが2019年4月。

そして数日前にいよいよ20年ぶりのオランダへ!


私にとって初めての大観航空の飛行機は、予定よりも一時間も早くスキッポールに着いた。

大観航空は「臭い」という噂を聞いてはいたけど、「本当か?」と半信半疑だった。

利用してみた感じは悪くない。

機内は清潔で、機内食もおいしい。

客室乗務員がみんな同じ髪型で同じ化粧なのは少し興ざめ。

古臭いなーという感じはする。

これってアジアの傾向だよね。

機内食は少し臭うかもしれない、韓国料理だから。

それは予測していたので、飛行機から降りた後にすぐにトイレへ入って歯を磨いた。

歯ブラシは自分のを持ってきたけど、機内でアメニティとして配られたものもあった。

自分で携帯用の小さな口内洗浄液も持ってきていたけど、正直それでは太刀打ちできないほどニンニクの臭いがキツイ。

トイレで思いのほか時間がかかってしまった。

トイレの外に出ると、私の他に人はいなかった。

イミグレーションでは随分と長い列が出来ていたけど、幸いそれほど待たずにすんなりと行き、一時間もしないうちに電車のプラットフォームまで降りてしまった。

スキッポールからハーグまではインターシティ経由の電車に乗ったんだけど、相変わらず駅の中がわかりずらい。

オランダでは公共の交通手段の乗り方がいまいち分かりずらくて、20年前に随分と苦労した覚えがある。

でもまぁ、とりあえず無事に電車に乗れて少しはホッとした。

車窓から見える景色は牧場。

牛が草を食んでいるところを見たりすると、「あーオランダに来たんだなぁ」という感慨がある。

夏は一日が長く、8時近くでもまだまだ明るい。

それにしても、空港から電車に乗ってくる間ずっと感じていることがある。

それは、人々の雰囲気があまり良くないこと。

20年前のオランダの人は、もっと明るかったしフレンドリーで、知らない人同士でもよくお喋りしていたのに、なんかそういう雰囲気じゃない感じ。

何かピリピリしているというか、怒りっぽくて皆他人には興味ないって感じ。

こんなんだったっけかな?

うすら寒いような気持ちになりながら、ハーグセントラル駅で電車を降りた。

20年ぶりの再会

ハーグセントラル駅

駅に着いて電車から降りると、案の定サリーはまだ来ていなかった。

待ち合わせはセントラル駅の構内にあるピアノの前。

でも、おじさんが二人いるだけでサリー(と子供たち)はいない。

今のうちにトイレに行っておこうと思ってトイレを探したけど、トイレを使用するのは有料だったことに気づいて行くのを止めた。

オランダではトイレは有料だったのだ。

それで、とりあえず駅の構内にあるスターバックスに入ってサリーを待つことに。

スターバックスで飲みたくもないミネラルウォーターを買い、そこで Wi-Fi を使わせてもらおうと思ったのだけど、Wi-Fi は駅の中では無料なんだって。

「初めからそう言ってくれよ」と思ってスターバックスの外に出ると、構内の向こうから歩いてくる3人連れがいる。

逆光でシルエットしか見えないけど、サリーと子供たちだ。

途中で私に気づいたサリーも、私を目掛けて走り出した。

駅の構内で固くハグをしあって20年ぶりの再会を喜ぶ束の間。

かつては25歳と20歳だった私たちも、今では45歳と40歳。

サリーの子供たち二人が珍しそうに私を見てる。

ここからトラムに乗って、サリーの家まで行くことに。

20年ぶりのオランダ!

街の景色は変わっていない。

オランダの住宅はこんな感じ。

どのストリートも同じに見えてしまうので、土地勘がないと迷う。

レンガ造りの2階建ての長屋が主流。

時々高いアパートもあるけど、稀。

こういう建物を見ると、あぁ社会主義国へ来たんだなぁーという感じはする。

味気ないというか、自由民主主義とはちょっと違う雰囲気。

サリーの家は長屋のうちの一軒。

1階なので庭付き。

この庭で食事をしたり、子供たちが遊んだり、猫が昼寝したりするのがすごく良い感じ。

写真はだいたい夜の9時頃だけど、まだまだ明るい。

日が沈むのは10時前後。

日本から持ってきたシャボン玉液セットは、殊の外喜んでもらえて何よりだった。

子供たちはシャボン玉に夢中。

私は20年ぶりの10時間越えのフライトで身体がフラフラだったんだけど、意識は冴えわたってしまって眠れず。

この日は明け方までサリーと語り明かすことになった。


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私の家の前 銅鑼湾 香港

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プロフィール

 

1973年生まれ。

 

1993年から今までで19か国(一部地域)を訪れ、5か国での生活を経験しました。

 

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