スワヤンブナート 世界遺産

2011年4月にネパールを訪れた。

2015年の大震災で失われた建造物も多く、今はどうなっているのかわからない。

2011年当時の写真と記憶で書いている。


スワヤンブナートはカトマンズ盆地を一望できる高台にある仏教の寺院で世界遺産に登録されている。

丘の麓までは車で行けるが、そこから先はすべて徒歩で登らなくてはならない難所だ。

足腰が丈夫ならばまだいけるが、そうでないと中へ入ることは厳しい。

ほぼ20分ほどに渡りこの目も眩むような急な階段や坂道を自分の足で登ることになるからだ。

私はかなり重度の高所恐怖症があって、こういう急な勾配はとても苦手だ。

歩いているうちにくらくらしてきて、一瞬来たことを後悔したほどだった。

頂上にたどり着くまでかなり大変な思いをすることになる。

頂上には素晴らしいストゥーパがあるんだけれど。

左端に少し見えているのがストゥーパ。

残念なことに、このときは一部が修繕中で全貌を見ることができなかった。

それでもやはり素晴らしい。

祈りを捧げる人たちが列を作って順番待ちをしていた。

マニ車もすごく沢山あった。

マニ車とはマントラを刻み混んだ仏具で、マントラを108回唱える代わりにマニ車を108回回すのだ。

スワヤンブナートではずっとマントラがスピーカーから流れていた。

オン マニ ペメ(パドメ) ホン

ॐ मणि पद्मे हूँ

場所によってパドメと発音するところとペメと発音するところがある。

ネパールはペメと発音していた。

このマントラはチベット仏教徒の間では恐らく最も唱えられているマントラだと思う。

ハートスートラ(般若心経)よりもポピュラーだと思う、知らない人はいないだろう。

みんな面倒くさがりなので、マニ車を使ったりCDで流したりしているのだ。

仏像も沢山ある。

さまよう私。

この場所でお土産ものを物色していた。

ガネーシャの置物がどうしても欲しかったのだ。

この場所から見下ろすカトマンズ盆地。

スワヤンブナートは確かに素晴らしい場所ではあるが、問題はその立地だ。

ここまで勾配のキツイ場所に立っていると、登り降りが大変すぎる。

登るときも難儀だったが下るときも難儀だ。

膝に負担がかかりすぎる。

この場所まで毎日通ってお祈りをしている人たちもいるようだが、きっと鉄人なんだろうと思う。

身体が丈夫でなければできないことだ。

正直この場所に一度やってくるだけでその日一日の体力は終わるだろうと思われる。

少なくとも私はそうだった。

その昔は仏教を極めるためにこの場所にストゥーパを建てたのだから、のちの観光客のことなどは斟酌しているわけはないのだけれど。

もしこの場所へ行くのであれば若ければ若いに越したことはないと思う。

50代に入ったらしんどいだろうと思う。

 

パシュパティナート 世界遺産

Chu’s Gallery SOHO

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プロフィール

 

1973年生まれ。

 

1993年から今までで19か国(一部地域)を訪れ、5か国での生活を経験しました。

 

当サイトはそれぞれの場所の思い出を綴った紀行文サイトです。

 

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